ファッションデザイナー
興梠 仁Hitoshi Korogi
興梠 景子Keiko Korogi
大阪でショップ兼アトリエを開業後、京丹波町へ。夫婦でブランド「ROGGYKEI」を運営し、国内外で精力的に活動中。
京丹波町に移住した理由を教えてください。
仁さん : 大阪で店舗を構えていた頃は賃貸だったため、コロナで身動きが取れなかった際に自分のものではないという空虚感があり、今後の拠点となる物件が必要だと考えました。同時に、田舎暮らしへの憧れもあり、アトリエ兼店舗として理想的な物件を探していたところ京丹波町の物件と出会いました。町の空気感にも惹かれ、ここでの暮らしを決意しました。
移住してよかったと思うことはありますか?
仁さん : 大阪にいた頃は表面的なことばかりに意識が向いていましたが、京丹波町に移住して自然に身を置くことにより、内面的なことにも目を向けるようになりました。物作りをするにあたって、物事の背景や裏側の部分を重視するようになったことはつくづく良かったと思います。
京丹波町に来てできるようになったことを教えてください。
景子さん : お米作りを始められたことが、とてもよかったと思います。先人の知恵をお借りしての手植え・手刈り・脱穀は体力を使いますが、日々の考えていることを整理できて、自分と向き合う時間になっていますし、物作りにも活かせている気がします。移住する前は仕事中心の毎日でしたが、京丹波町に来てからは生活が中心となっています。
京丹波町への移住はどんな人におすすめですか?
仁さん : 京丹波町は何か特別なものというよりは日常を満喫できるところだと思っていて。だから「〇〇な人」というよりは、一度来てみてフィーリングが合うと感じた人が、京丹波町での日常を自分のペースで楽しめると思います。
京丹波町でこれから挑戦したいことはありますか?
仁さん : 一人ひとりが仕事を楽しむことが京丹波町の活性化に繋がると考え、2025年から本格的に仕事着の制作を始めました。着るもので人は変わります。京丹波町で事業されている会社様または個人の皆様にも是非着ていただきたいです。
京丹波町に移住する前にやっておくべきことはありますか?
景子さん : リフォームをする場合は全て完了したのを確認してから移住したほうが良いです。私たちは極寒の12月にお風呂にまだ壁がない状態の家に引っ越してきたので、大変な思いをしました。あとは、田んぼや山の地目といった土地の権利関係と、日の当たり方・日照時間は購入前に確認することをお勧めします。
京丹波町に移住する際に注意することはありますか?
景子さん : 優しい方が多くさまざまなお裾分けをいただくので、お返しとしてお菓子を作っていたのですが、それが大変に感じたこともありました。しかし、自分で勝手に負担を大きくしていただけで、無理のない範囲でできることをすればいいことに気付きました。ありがたいという素直な思いが何より大切だと、今は思っています。